写真プリント…奥が深い!
まいど!本田恵大撮影事務所の本田恵大です。
今回は2022/6/15-2022/6/19に開催する足利写真部写真展「#あしかがしき」のお話です。
写真展の詳細は過去のブログをご覧ください。
写真プリント
写真展ですから、デジタルの液晶ではなく紙にします。時代が進み液晶で見せたりする写真展もあるのかな?
デジタルの液晶ですとどうしても見る媒体によって違いが出てきます。スマホでもiPhoneやandroid、PCの環境によっても違ってきます。
私の撮影した写真は「この色・この明るさ」で見てもらいたい。そう思っているのです。
写真の究極の見せ方は、やはり印刷です。
写真印刷には種類がある
・加工紙
・印画紙
足利写真部の部員の印刷のプロフェッショナルのフォトフレンズの須田将隆さんに教えて頂きました。
それぞれ話してみよう!
加工紙
光沢紙・コート紙・マットコート紙などの紙が主流です。
インクジェットと言いて紙にインクを吹きかけて発色します。
AdobeRGBにも対応していて色の再現性は高いです。しかし経年劣化が印画紙よりも早いというデメリットがあります。
見る角度によって明るさやコントラスも再現性が高いはずなのに、黒つぶれや白トビが目立つ印象です。(私はそう感じてる)理屈では再現性が高いはずなのに本当になんでなんだ!?
プリンターと紙の相性の問題もあり、ここは好みの問題はありますが、プリンターの設定と紙の選択を適していないマッチングをしてしまうと思っていた色で出なくなる場合があります!
印画紙
昔からある銀塩プリントですねー!!
焼きという作業で、紙を発色させるやり方で、マイルドと言いますか滑らかな仕上がりになる印象です。
焼き作業はレーザーでやるんですって!!(知らんかったw)
加工紙と比べると再現の幅は狭いはずなのに、色も良い感じで、明るさの段階も滑らかで見ていて気持ちの良い仕上がりになります。
sRGBになるのでAdobeRGBよりも再現できる色の幅が狭いのに、豊かに見えるんですよねー!不思議!!
どれがベストマッチ?
写真には色々な被写体がありますから、光沢した紙が良かったりツヤを抑えた紙がいいか?
センスですよねw
あーでもない!こーでもない!
写真展に向けて、良い作品を見てもらいたいと思い、部員一同!
一生懸命に紙を選んでます。
印刷する前の紙
須田さんがわかりやすく、用意してくれました。
選ぶのめっちゃ楽しいです!
さて!
写真展では、各出展者がどんな紙で出したかは写真展にご来場された方にしかわかりません。
写真を写真撮ったり動画撮っても現物見ないと伝わらないですので!
紙にも、こだわって展示いたします!!
是非!!写真展にご来場ください!!
ちなみに私が在廊するのは
・6/16(木)11:00-14:00
・6/18(土)11:00-1400
待ってるぜー!!