気合いを入れなおす!!
まいど!本田恵大撮影事務所の本田恵大です。
今日は楽器とメンタルの話!!
今回のブログで出てくる私の愛機「Rickenbacker 4003 FG CB」の詳細は過去のブログをご覧ください!
エレキベースの弦交換
現役時代は1か月に一度弦交換してました。
レコーディング前には必ず交換!
一般的には2ヶ月ほどで交換するのが多いのかな?楽器屋で働いていた頃はそうお客さんに説明してました。
ってか!楽器弾かない人からすると弦が切れるまで使えるんちゃうの!?って思われるかもしれませんが。
エレキベースに弦を張っていると、張力で実は伸びているのです。伸び続けているうちはチューニングして調整すればよいのですが。
弦の伸びに限界が訪れます。ちなみに弦の素材は。ステンレス/ニッケルで出来ています。
限界が訪れると弦の張力で楽器に過度に負荷がかかり、楽器のネックが曲がってしまいます。(順反りと言います。)
ネックの調整にはトラスロット呼ばれる部品を調整するのですが、これも限界があります。調整しきってしまうと、そのトラスロットの交換や高度な修理が必要となります。最悪直らなくなるかも…。そして高度な修理は高額なのです…。
新品の弦交換すると楽器を弾くときに倍音という音の性質があるのですが、それらが豊かに出ます。響きが良くなるんッス!!アンサンブルしていても音も埋もれにくくなります。
このリッケンバッカー弦交換したの…
弦交換の大切さを理解して頂けました?
そう!私のリッケンは弦交換したの最後は…5年程前になるのではwww
ヤバイやばいw
でも!ネックは元気です(そういう楽器もあるんです!w)!湿度管理などにも影響され、なによりも定期的にしっかり弾いてあげることが大事です!
5年張っていた弦
その5年張っていた弦はフラットワウンド弦と言われる弦で、コントラバスなどに使われる巻き方の弦です。
このフラットワウンドはアタック感が強くなり、サスティーン(音の伸び)が抑えられます。倍音がー!っとかそういうキャラクターの弦ではないので長く使えるのも特徴です。(さすがに5年は張り過ぎたか!?w)
モータウン系やSOULやFUNKミュージックにピッタリです!!
ベーシストでいうとジェームス・ジェマーソンのようなアタックが強くゴキゲンなサウンド!!
今回張る弦
ダダリオのラウンド弦です!
ラウンド弦は最もオーソドックスな弦です!
素材はニッケルです!素材によってもサウンド、そして弾き心地が変わってきます。
現役時代に良く張っていたのはリチャードココっというメーカーのステンレス弦を張っていました。
さて!交換準備!
使う工具はこちら!!
今回交換する楽器はこちら!!
先ずは弦を外します!
寝かして!
5年張っていたフラットワウンド弦!正直まだまだいけますw
弦を緩めます!
弦外した姿見るの久しぶりや!
ニッパーで切ります。これを切らずに無理やり弦を抜くをボディを傷つけてしまう可能性がありますよ!
こうやって切って!
抜き取ります!!
せっかくなんで!
弦を張っていると届かないところをメンテナンス!
丸裸やで!!
研磨剤が少し入った、ポリッシュでボディを磨きます!
他の楽器はオレンジオイルなどでネックの保湿などを行うのですが、リッケンバッカーはなんとネックに塗装されているので、その必要はなし!
いよいよ!!弦張ります!
箱の中!
新品の弦登場!!綺麗やで!!
弦は巻き付ける所が細くなっています。
このまま巻くと長すぎるので切ります!!
切る時は先ず折って!マーキング!
そしてこの穴に!
弦を入れ込みます!
弦を少し抑えつけます!
こういう感じで「くの字」にします。
長すぎので切ると言いましたが。
巻数がとても大事なのです。短すぎと弦が外れやすかったり、チューニングが狂いやすくなります。
私は2回半巻を目指してます。
完成!!
弦ピカピカやで!!
ボディも磨いたおかげで!めっちゃ綺麗やで!!
楽器は弾けば弾くほど成長するんです!!ドンドン響くようになるんです!!
それにしてもリッケンバッカー!かっこいいぜ!!
メンタル!
冒頭にお伝えした、今回のブログは楽器とメンタルの話!
メンタル!!!!
このリッケンバッカーは17歳の時に購入した楽器です。
触っていると愛器と共に過ごした約20年間、当時の事を想い出したり。
高校生の頃から、ずっとこの楽器に私自身を見られてきたので(勝手に私が感じてる!?w)!
若い頃に抱いていた「俺だって、やってやるんだーーーーー!!」っ的な。
そういう気持ちを蘇らせてくれます!!
本当に良き相棒です!!これからも、よろしく!!
そして!私も成長していきます!!
ほなねー!!